鹿島・神栖・香取 東国三社参り

新年ということで、三社まとめて「東国三社」と称される
・鹿嶋市(茨城)にある鹿島神宮
・神栖市(茨城)にある息栖神社
・香取市(千葉)にある香取神宮
に行ってきました。

イントロダクション〜私、ミーハーじゃありません!〜
この旅行は、艦これで”練習巡洋艦 鹿島”が実装されたこととはまったく関係ありません

もともと行きたかったんです、鹿島と香取には。
あんまり知られていませんが、鹿島神宮と香取神宮は、平安時代に編纂された「延喜式神名帳」で”神宮”と銘打たれた、三つしかない格式高い神宮なのです。(もう一つはもちろん大神宮と呼ばれた”伊勢”)
去年やその前の年も行こうとは思っていたのですがタイミングが合わず、今年まで先送りとなっていました。
(おととしはやはり千葉の銚子に行っていますね。(→銚子・犬吠埼醤油紀行〜銚子電鉄に乗って〜
 このとき、本当は鹿島神宮まで足を伸ばすつもりでした。)

神の栖(す)むまち、神栖(かみす)へ
神栖と言うと、作中で架空の町”神栖66町”がメイン舞台となった「新世界より」を思い出します。
そう、ここは元々、「新世界より」巡礼で来たかったところなんですよね。
とはいえ、あの作品は千年後の荒廃した世界が舞台ですから、現代には名前以外に巡礼できるところがないんですけどね。
現実では、鹿島工業地帯の中心として栄えている市だったりします。

鹿島と香取を調べる中で、神栖の息栖(いきす)神社が東国三社に含まれることを知り、予定に追加しました。


息栖神社
息栖神社をはじめ、この三社で特徴的なのは”水の中もしくは水辺に一の鳥居が立っている”ということ。
ここでは水門の内側に大鳥居が建っていました。

大鳥居

そしてその脇には、日本三霊泉の一つと言われる”忍潮井(おしおい)”があります。

忍潮井

水門から見た大鳥居と息栖神社

この息栖神社では、めずらしい天鳥船神(あめのとりふねかみ)を祀っています。
鹿島と香取の神様を導いた神で、航海の神としてご利益があるそうですが、どこかで聞いた名前ですね。
そう、秘封倶楽部です。
(第五弾 『鳥船遺跡』。楽曲としては「衛星トリフネ」「天鳥船神社」「天鳥船神社の結界」がある)

境内への鳥居

参道

なお、巫女さんに聞いてみたのですが、特に天鳥船神を象徴するものはないとのことでした。

正直なところ、非常に質素な神社ですが、オーソドックスで私は好きでした。

楼門

拝殿

鹿島神宮
常陸国一宮です。

立派

鳥居前には出店が並ぶ

重ねて言いますが、練習巡洋艦は関係ないですからね。
まあ痛絵馬はありましたが。
痛ポスターもありましたが。

例のポスター

境内はかなり広いですが、そこまで社が乱立しているわけでもなく、ガイドさんもいれば境内各所に案内がありますので、1時間程度で回ることができます。

楼門
拝殿は熱田神宮タイプでものすごく横幅がひ広く、どこからもお賽銭が投げ入れられる形式。
本殿の装飾がかなり金ピカで凄かったです。
今まで見た中でおそらく最も豪華絢爛でした。

拝殿

垣間見える本殿

仮殿

奥参道と神宮の森

鹿

元々は本殿として使われていた奥宮は、うって変わって歴史を感じさせる古さが際立つ荘厳な造りでした。

奥宮だが普通に歩いて行けるところにある

あと、東の方に歩いて行くとある御手洗は、神秘的な雰囲気が漂っており、パワースポットとして精神を整えるのにはかなりいいのではないかと思いました。

御手洗

その後、ガイドの人に「普通は車で行くところ、歩くと遠いですよ」といわれながら、西の一の鳥居まで歩くことに。
霞ヶ浦の北浦に建立された鳥居なのですが、高さが18メートルもあり、実は厳島神社の鳥居より大きく水中にある鳥居では日本最大なんだそうです。
このあたりは景色もよく、あまり訪問する人はいませんでしたが、おすすめですよ。

一の鳥居(西)

佐原(さわら)
今度は千葉に入って小江戸・佐原に。
”水郷の町”としても人気です。

JR佐原駅

ここではレンタサイクルを借りて、まずは香取神宮を目指すことに。

香取神宮
下総一宮です。
都心からアクセスも悪くないためか、今回訪れた三社の中では最も混み合っていました。
駐車場に着くまでに、車が渋滞するほど。

一の鳥居(神宮はここから1.5km)

この多さ


大鳥居(第二の鳥居)

でかい

その壊(お決まり)

いいぜ(お決まり)

総門前
境内ではお滝上げをやっており、火がメラメラと燃えていましたね。

お焚き上げ

神宮の中では珍しく、拝殿や本殿は漆黒で塗られていました。
造りに詳しいわけではないですが、東照宮っぽさを感じましたね。

楼門

拝殿

境内は鹿島神宮ほど広くはないものの参道は長く、あちこちにいろいろな社が点在しており周るのに一苦労でした。
奥宮とかにはいけなかったり、結構行けていない社もあります。

この雰囲気

黄門桜

拝殿の横に回る

モニュメントかな、と思って通り過ぎようとしたら、それが練習艦かとりの碇だったり。
これの写真を熱心に撮っている人はあらかた提督だと思います。

練習艦かとりの碇

そして、一通り見終えた後は”浜鳥居”とも呼ばれる一の鳥居へ。
時間の余裕もあまりありませんでしたが、精いっぱい自転車をこぎ、頑張って弱虫ペダルしてきました。
なお、この辺りは弱虫ペダルの聖地の一つなんだそうです。
読んでいないのでわからないですけれども。

浜鳥居。こちらも一の鳥居

この景色はよかったですね。
行ってよかった。

浜鳥居からの眺め

佐原の街並み
水運と昔の町屋が今もたたずみ、風情たっぷりの街並みがある佐原。
国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されている、世界に誇る日本の風景の一つです。
今も営業している消化が多く、「生きている町並み」と評されているそうです。

佐原の町並み

伊能忠敬記念館とか、「町ぐるみ博物館」の取り組みとか、いろいろなスポットがあるんですよ。
本当は、端から端までめぐって、こういった家の中も実際に見てみたかったのですが…
香取神宮で時間がかかりすぎたせいで、残念ながら時間切れ。
ただ、街並みは一通り見させてもらって、観光案内所やいくつかのお店でやり取りもしたりしました。
街並みはとても風情があってよくて、人柄もめちゃくちゃいい人が多かったですね。
偶然、樋橋の水が出るところは居合わせることができ、カメラに収めることができました。

























旧三菱銀行







佐原は、もう一度リベンジで訪れたいと思います。

とりあえず……三社まとめ
東国三社巡りを無事に終え、こうして旅行記を書いています。
写真だけ見ると、あまり変化のない感じになってしまうかなと思いましたが、それぞれの社で、その地域に根差したものがあったり、地域性を感じることができたりして、とてもいい旅だったと思います。
どこもいいところでした。
各地で現地の人と話すことができたのも大きかったですね。

今回、コンセプトが初詣だったので、こういったたびになりましたが、次は佐原を一つ中心として訪れたいなと思います。

編集後記
最後に、秋葉原へ。
最後の目的、シャッツキステに寄るためです。

秋葉原の夜

前回訪れたのが5年前。
当時は心がすさんでいた時期で、その時に初めて訪れてこの空気感に心打たれるものがあって。
「人生に詰まった時も、ここに来れば心からの平穏が得られる。
自分がここにいてもいいんだと思える」
という、非常に思い入れのある場所だなと思っていました。(⇒帝都へ宝箱を探しに行く旅

しかし、めぐり合わせの妙もあって、ずっと足が遠のいていました。

あれから5年。
今回、そこまで行き詰っているわけではないですけれども、ふと「あ、行こう」と思ったんですね。
変わってないかどうか、ちょっぴち不安も抱えながら。

シャッツキステは、変わっていませんでした。
店自体も、雰囲気も、お客さんの雰囲気も。
もちろん、お給仕さんは入れ替わっています。
ただ、シャッツキステの雰囲気は、まったく崩れていない。
どこまでも優しく、落ち着けるあの空間。
それがまた味わえて、うれしかったですね。

いつまでもこのままであるでしょうし、そうあってほしいです。


なお、今回の旅を取りまとめる上でも、シャッツキステ様にお世話になりました。
美味しい紅茶をありがとうございました。




執筆 2016年1月10日
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