長崎は今日も晴れだった〜西九州紀行〜

シルバーウィークを利用して、長崎・佐賀・熊本・福岡と、九州の西側を巡ってきました。

まず、念願だった軍艦島こと端島に行くことが念頭にあった旅でした。
そこにFate、sola、幻影ヲ駆ケル太陽など各種聖地巡礼が加わり、さらに九州の行っていない県に行こうという九州踏破の野望が加わり…
いつもどおり、強欲な周遊が幕を開けることになりました。

直前に、阿蘇山の噴火があってルートを変えたりもしましたが、より多くの場所に行けたので変更は結果オーライだったかなと思っています。

1日目
5連休ではありましたが、少しでも日程に余裕を持たせるため、夜行で西へ赴きました。

東京の夜

2日目
電車を乗り継いで辿り着いた長崎駅は……なぜか福山雅治一色。
少し面喰いましたが、しかし降りた瞬間にわかる「あ、長崎だ」という感覚。
特に、昼間のシーンが描かれた『幻影ヲ駆ケル太陽(ヲケル)』を髣髴とさせる風景が垣間見えて、この時点で少し感動していました。

JR長崎駅

トルコライスの名店、ニッキー・アースティン
出発してからここまで食事を取っていなかったので、名物のトルコライスを食べようと、道に迷いながらも店を目指すことに。

基本的にこの旅行記では、「特定の食べ物屋を紹介することは避ける」という自分ルールを設けています。
ただ、そのルールを破ってでも紹介したいのが、この「ニッキー・アースティン」です。

ニッキー・アースティン浜町店

トルコライスは、いわば”大人のお子様ランチ”的な長崎独自のご当地グルメ。
カレーに似て非なるベースを持ち、スパゲティの付け合わせを基本に、カツ、コロッケ、ハンバーグなどその店独自のトッピングが乗っている贅沢グルメです。
私もいくつか食べ歩きましたが、このニッキー・アースティンのトルコライスがクリティカルヒットしました。
特に、このトルコライスに乗っていた煮込みハンバーグが、私がこれまでに食べた中で、一番おいしいハンバーグといってもいいほど素晴らしかったんです。
絶品すぎて、急遽予定を変えてここでもう一度食べたくらいです。

絶品のトルコライス 703番

お店の雰囲気から何から含めてオススメですので、ぜひ長崎を訪れた際はお立ち寄りください。

長崎新地中華街
ヲケルの舞台にもなった、長崎にある中華街、長崎新地中華街。
日本のちゃんぽんや皿うどんなどはこの地で発展したと言われています。

長崎新地中華街

ヲケルにも登場した橋

アニメでは文言が少し違いました

四つ角

秋節のぼんぼり

この時期はちょうど秋節で、夜間はライトアップしていました。
なお、ここには旅行中に何度も足を運ぶことになりました。

夕方の中華街

東山手
中華街から南に抜けたところにある、洋風建築が立ち並ぶ”東山手”。
ここには有名な「オランダ坂」「東山手十二番館」などがあり、かつての異人街を髣髴とさせる街並みが並んでいます。
横浜の山手に近いかもしれません。
ゆっくり見学すると、けっこう長く楽しめるエリアだと思います。

オランダ坂

オランダ坂その2

観光案内所の役目も果たす東山手十三番館

活水学院の校門

ラッセル記念館

東山手洋風住宅群

南山手側オランダ坂

グラバースカイロード
東山手の南側には”南山手”と呼ばれるエリアがあり、ここには観光で有名な「グラバー園」「大浦天主堂」といった建物が並んでいます。
ただ、この地があるのは斜面を登った小高い丘の上。
そこで登場するのが、斜行エレベータ、”グラバースカイロード”です。
急斜面を軽々と、山の上まで連れて行ってくれます。

斜行エレベーターのグラバースカイロード

ここで興味深かったのは、エレベーター内で色々説明をしてくれた人がいたのですが、この人”偶然居合わせた地元の方”だったみたいなんですよね。
そのホスピタリティにも驚き、長崎という風土の持つ温かさを感じたエピソードでした。

グラバースカイロードを横から

なお、降りたところで猫がたくさんいて、戯れていたら引っかかれました。
自業自得ですが…

おネコ様

南山手 de ケルトミュージック
実は一か所、スケジュールにはなかった寄り道をしました。
それが「南山手レストハウス」です。
なんとここではケルト音楽の練習が行われていたんです。
私もCLANNADを通してケルト音楽が好きでしたから、ふらふらっと誘われるように入ってしまったんですよね。

南山手レストハウス

そこで、あれよあれよという間にバグパイプを体験することになり、必死に吹いてきました。
なかなか大変でしたが、初めてにしてはしっかり音が出ていたらしく、誉めていただいて、嬉しかったですね。
普通に暮らしていたら触れることさえできない楽器ですから、本当に貴重な経験をさせてもらいました。

祈念坂

大浦天主堂
Fateやsola、ヲケルなど多くの作品で背景として描かれた大浦天主堂です。
本当に”王道の教会”といった感じでしたね。
確かに人は多かったのですが、取り方を工夫すればそこまでって感じではありませんでした。

大浦天主堂

例の階段その1

例の階段その2

威厳ある天主堂

大浦カトリック教会

グラバー園
そのすぐ近くにあるのがグラバー園です。

グラバー邸

グラバー園とひとくくりに言っても、確かに広い庭園で植物は多いんですが、植物園とか庭園というよりは”一つのテーマパーク”と言ったほうが近い感じがしました。
世界遺産になったグラバー邸もいいのですが、建物としては旧オルト邸のほうがしっくりきました。
BGMもアイリッシュケルトが流れていて、居心地がよかったですね。

グラバー邸正面

ヲケルの占いの館のモデルでもあります

グラバー邸内

どこかで見た場所

豪華なディナー

グラバー邸後方

グラバー邸後方から海を望む



旧オルト邸

旧オルト邸の中

旧三菱第2ドックハウス(修繕中)

ちなみに、ここからは長崎湾がよく見渡せるので、展望スポットとしてもお薦めできます。
稲佐山に行かないなら、展望台はここで十分です。
また、ヲケルに出てきた活水大学・海星高校もここからだとしっかり撮影ができます。

展望台からの風景

活水学園、海星高校

南山手を去る前に
このあと、本来は鍋冠山の展望台から町を見下ろす予定だったのですが、なんと展望台が工事中で入れず。
その手前からの写真を載せときます。

鍋冠山へ行く途中の道から撮影した長崎湾

南山手をぐるっと回って海岸部に出て長崎の造船施設を見ながら中心部へ。
solaで使われた大浦天主堂下電停を撮影したりもしました。

長崎造船所群

大浦天主堂下駅

電停

湊公園で角煮まんを
ひとつ、新地中華街に戻ってやりたいことが一つありました。
それは、「ヲケルのように、湊公園で角煮まんを食べる」こと。
ヲケルで出てきた湊公園は新地の南端にあり、アニメどおりの場所で、雰囲気もわりと近かったです。

湊公園

特徴的な門



あかりたちが座ったテーブル

湊公園で角煮まんを

百万ドルの夜景をもとめて
この日最後に向かったのは、長崎市街を見渡せる所にある稲佐山展望台。
日本三大夜景どころか世界新三大夜景にも選ばれた地点です。
本来はロープウェーが動いているはずなのですが、今は耐震工事の影響で止まっており、自家用車かバスで登ることになります。

稲佐山展望台

わりと早い時間からスタンバイをしていたので、海に沈む夕日が取れました。
…もちろんこの写真は夕日フィルターをふんだんに使っているのでだいぶ持ってはいますが、いい夕焼けでした。

長崎の夕焼け

さて、7時を回ったところで、本物の夜景にお目にかかることができます。
流石に、函館に比べるとこじんまりとしているかなあというのはありましたが、それでも充分すぎるほどの夜景です。

浦上方面の夜景

市街地方面の夜景

出島ワーフ方面の夜景

個人的には、単に市街地を見るのではなく、ちょと外れた海のほうとか、敢えて展望台から下がった地点とかで見るのも、雰囲気があってよかったかなと思います。

ヴィーナスウイング方面夜景

solaっぽい青色のライトアップ

帰りがけの長崎港
そうそう、まだ寄った所がありました。
ここからは夜の時間、絶好の巡礼日和(?)です。
ライトアップされている長崎港の観光丸や、大地の広場、夜でないと撮れない水辺の公園まわりを撮影したりしました。
唯一、水辺の公園レストランだけは位置関係がわからなかったので後日に。

観光丸ライトアップ

出島ワーフ側から観光丸

水辺の公園

3日目
この日はまる一日長崎に、しかもずっと長崎市内にいました。
周遊旅でここまで居座るってのはちょっと異例でしたね。
でも、それだけいいところだったから、というのはあります。

眼鏡橋
朝早く、真っ先に眼鏡橋に向かいました。

眼鏡橋

はるか昔、長崎の観光地で真っ先に知ったのがここだったような気がします。
有名なところなので、後になればなるほど撮影しづらくなると読んでだったのですが…
意外と後でも撮影できるような感じでしたね。
solaとヲケルの双方で使われていますが、こうして取ってみるとsolaのほうがアングルに凝ってるってのがわかりました。

眼鏡橋その2

眼鏡橋その3

眼鏡橋その4

sola背景

ヲケル背景

ヲケル背景その2

ここでは地元の方に声をかけられ、何処から来たのかの話をしたりしました。

出島
次に、港に向かう前に出島に。
といっても、あまり時間がなかったので、本当に通り過ぎるだけの形になってしまいましたが…
今度来る際にはじっくり見たいところの一つです。

出島

出島神学校

長崎港

観光丸のマスト

ヲケル背景

軍艦島へ
さて、この旅の表向きの一大イベント、軍艦島クルーズに出かけます。

”軍艦島”がネットで話題になったのは、今からもう十年以上前になるでしょうか。
当時は一般に立ち入りができない『秘境の秘境』といった感じで、個人的に訪れる人がいるくらいだったと記憶しています。
2009年から立ち入りができるようになり、行きたいとは思いつつなかなか行けず…
今回は、本当に念願の、念願の軍艦島でした。

今回使ったのはやまさ海運。
運よく右側の2階席を確保できたので、行くまでの船旅も楽しむことができました。
右側からは、世界遺産になった「ジャイアント・カンチレバークレーン」や、「第三船渠」がある三菱重工長崎造船所を船上から眺めることが出来るのです。
船内アナウンスで武蔵の話がでたりして、この時点で別の意味でちょっと泣きそうになったり。
歳とるって嫌ですね。

世界遺産のジャイアント・カンチレバークレーン

護衛艦「すずつき」と思われる艦船

三菱重工業長崎造船所の第三船渠付近と思われる

説明を聴きながら船はひた走り、遠くに岩のような影が見えてきます。
これがいわゆる軍艦島、正式名称:端島で、アナウンスがあってからは観光客から歓声が上がりました。

軍艦島遠景

晴れていても、風や波で上陸できないことがあるという話もあったので、到着するまではドキドキしながらの船旅でした。
着岸にはややてこずった感もありましたが、時間がかかったおかげで、その間に軍艦島の外観をしっかり見ることができました。
本当に”廃墟の島”という感じなので、一言では言い表わせず、様々な感情が頭の中を巡りました。

軍艦島の様子

軍艦島の様子2

散々「思ったより見れなかった」という声を聴いていたせいか、感想としては「意外と見れる部分多いじゃん」というもの。
確かに、映画の舞台になった地点とか、インパクトのある部分の中には見れない所もあったのかもしれませんが、正直これだけ見れれば御の字というか、この見学ルートだけでも危うい箇所は結構あったので、よくここまで公開してくれているなと感じました。

桟橋に近いエリア

sola最終回の舞台と推定されるベルトコンベア跡

向こう側まで続いていた

廃墟

第二見学エリア

本部があった場所

すごい

確かに、ガイドの方の説明にも、決して明るくはない端島の歴史が語られていました。
ただ不思議と、「絶望」は感じなかったんですよね。
廃墟とか、そういったすでに終わってしまった遺産にはそういった感情が付きまとうものだと思っていたのですが、そこには、決して後ろ暗いものだけではない、プラスもマイナスも織り交ぜた人々の営みがあるように感じました。

マンション

廃墟

立ち入りできない裏側を船上から

軍艦島

遠景

モノクロに

セピアに

確かに軍艦に見える

実は、軍艦島に行っているときって、あんまり「軍艦島にいる」って実感がなかったんです。
ただ、こうやって帰ってきて、旅の話をしたり、こうやってレポートなんかを書いていると、「本当に行ったんだな」というのが実感として出てくるものなんです。
そういうところでした、軍艦島は。

なお、船で島を離れるときに、右側にいる人にも左の人にもちゃんと見えるように船を回してくれたので、その配慮は素晴らしかったですね。

陸に戻って思案橋
観光の中心地でもある思案橋では巡礼を。
さらに北上して、眼鏡橋の近くにあるビアンカ前(ヲケルに登場)にも行ってみましたが、お店はお休みでした…

思案橋電停

思案橋その2

ビアンカ前

龍馬の道
ここからはちょっと毛色を変えて、長崎にゆかりがある龍馬ゆかりの地・風頭を回ることに。

風頭地区に至る寺町

風頭地域の名所は、長崎らしくやはり坂の上にあって、まずは「龍馬通り」と名付けられた坂を登っていくことになります。

龍馬通り

龍馬通りからの景色

そうするとそこには、「亀山社中記念館」や、龍馬のミニ銅像がある若宮稲荷などがあります。
なお、亀山社中記念館の名誉館長は武田鉄矢さんだそうです。

亀山社中記念館

亀山社中記念館の中

若宮稲荷神社

わりと立派な本殿

さらに登っていくと風頭公園にたどり着きます。
ここには龍馬像があり、展望台からは長崎の町を見渡すことができます。

風頭公園の龍馬像

風頭公園展望台からの眺め

幣振(ヘイフリ)坂。けっこう急な石段が続く

長崎市役所高架下

サント・ドミンゴ教会跡
ここから市役所方面に抜けて、その先にあるのが、サント・ドミンゴ教会跡です。
観光案内にも乗っているのですが、最近できたためかあまり知られていないスポットです。
なんと、ここは小学校の敷地内にある教会跡。 小学校が建っているまさにその下に、教会の遺構と、その跡に建てられた代官屋敷の遺構が残っており、市によって保存されているのです。
解説員の方に丁寧に説明していただきました。

サント・ドミンゴ教会跡

聖福寺
次に訪れたのが聖福寺。
当初から行くつもりだったのですが、サント・ドミンゴの解説員さんに薦められたスポットのうちの一つでもありました。
元々は造りが気に入って行ったのですが、この地は坂本龍馬が交渉した海援隊の「いろは号事件」の和解の地でもあるらしく、観光客も結構訪れていました。

聖福寺

ヲケル巡礼地へ
ひと段落したところで、ここからは聖地巡礼に走ることに。
ヲケルの舞台背景を回るがために、細々したところに行ってきました。

駅前の某ホテル(ヲケル登場)

永瀧駅のモデル

稲佐国際墓地
次に向かったのが、稲佐国際墓地。
墓地なので、正直写真撮影してもいいのか悩んだのですが、「長崎さるく」という散歩イベントのコースにもなっていることが分かったので、
お墓にクローズアップしなければ大丈夫だろうということで、問題ないところだけ撮ってきました。

稲佐国際墓地



宝町歩道橋、観覧車、浦上駅南側踏切
さらにヲケルの中で登場したこの3スポットへ。
正直、このあたりは背景をそのまま使っているというのではなく、参考にしたくらいかな、という程度ではありました。

歩道橋を上から

宝町歩道橋

ココウォークの観覧車

浦上駅南側踏切

sola巡礼・活水学院
solaに出てくる学校のモチーフになったと言われている学校です。

学校自体は小高い所にあるものの、なかなか全景を撮影できるものではなく。
最後の最後で閃いて、近くの高架橋に上ったところ、ビンゴ。
しっかり全景を捉えることができました。
建築としても、かなりデザイン性の高い建物ですよね。

活水学院中学・高校

けがの功名の夜巡礼
これでこの日の旅を終えて、夕飯にありつくはずでした。
しかし、この日はシルバーウィーク真っただ中。
お目当ての店が、まさかの1時間待ちという尋常じゃない事態に。

名前さえ書いておけば大丈夫そうだったので…
その間に夜の巡礼に出るというとんでもない行動に出ました。

まずは前日も行った大浦天主堂に。
この時点で天主堂自体は閉まっているのですが、夜間ライトアップがされているのです。
大浦天主堂は昼間に散々見学したはずなのに、この時の印象のほうが強く残ってます。

夜の大浦天主堂下駅

ライトアップされた大浦天主堂

次に、前日撮り逃した海辺のレストランに。

水辺の公園レストラン

solaの長崎駅前信号
solaには、OPに印象的な場面があります。
それは、夜の交差点の信号。
これまでも、数多くの巡礼者が挑戦してきた、長崎駅前の難所です。

長崎駅前信号

色々な事前情報を総合すると、道路に出なければならないなどの話があったのでどうしようかなと思っていたのですが、
実際に行ってみると、確かに厳しいことは厳しいのですが、ここにある路面電車のホームから、狙えることは狙えるんですよね。
流石に、アニメ準拠の”信号が消える場面”は無理でしたが(というか、今冷静に考えてあの信号が全部消えることは夜中であってもない)、それなりに写真を撮ることができました。
頑張りました。

長崎駅前交差点

4日目
とてもよかった長崎を離れる日。
本当はもっと居たかったのですが、次の旅先が待っているので先に進みました。

黒崎天主堂
この日はバスで早々と長崎市を離れ、さらにバスを乗り継いで黒崎へ。
黒崎天主堂という、観光地としてはあまり有名でないところなのですが、実はここ、solaで使われた天主堂なんです。
石段を登っていくとこの外観に出会いますが、とてもいい教会です。

黒崎天主堂

黒崎天主堂その2

船にも見える

内部もよく見たかったのですが、今の時期、なんと教会の内部を塗り直しているところでした。
空の教会ってこういうことを言うのかな…
これはややショックでしたが、これまた偶然に職人さんが作業しているところで、成り行きで中を見させていただくことができました。

只今塗装中

職人さんの話によると、ここはこの地域の人が浜から石を持ってきてできた教会だそうで、来年が100周年とのこと。
ゆかりがある教会なんだなあというのを身をもって感じた巡礼でした。
現役で使われている教会なので、見学しようと思ってできるわけではないのですが、また機会があれば寄りたいなと思っています。

教会裏のステンドグラス

黒崎天主堂遠景

浦上天主堂
今度は浦上まで戻り、浦上車庫などを傍から見学。

浦上車庫

その後は、「浦上くずれ」などでも有名な浦上天主堂へ。
空に突き出る2本の柱構造が特徴的な天主堂です。

この教会は荘厳な雰囲気をまとっていて、中に入ると青を基調としたステンドグラスが配置されており、とても神秘的な感じがしました。
時間の関係もあるかもしれませんが、今回行った天主堂の中では、中の雰囲気が一番好きなところでした。

浦上天主堂

空と浦上天主堂

平和記念公園
当初行く予定はなかったのですが、やはり長崎に来てここは寄らないといけないのかなと思って、平和記念公園にも寄ってきました。
普通に観光地になっているのは色々思うところがないこともないのですが、誰も来ないよりはいいのかなと。

平和記念公園の平和の像

カステラの名店、福砂屋
これで本当に長崎を離脱することになるので、最後に福砂屋によってカステラを買いました。
これ、ヲケルでも「福”田”屋」として登場する名カステラなんですよ。
お薦め頂いたので、迷わずに買ってきました。

福砂屋本店

さて、これで長崎の行程は終了となり、別の地へ旅立ちます。

佐賀、祐徳稲荷神社へ
ところ変われば次は佐賀へ。

祐徳稲荷神社鳥居

祐徳稲荷神社は、”日本三大稲荷”に数えられることもある、九州では太宰府天満宮に次ぐ参拝客の多さを誇る神社です。

参道

山門

凝った造りになっている

恒例の… いいぜ(ry

そのg(ry

神楽殿が拝殿っぽくなっているのは特殊かもしれない

島根の津和野にある太鼓谷稲成神社と同様に、本殿が高い位置にあるのが特徴で、宗教は違いますが清水寺を髣髴とさせる構造です。

本殿とその高さ

そして、あまりにも本殿が高いのが影響したか、なんと来年には本殿までのエレベーターが完成するというから驚きです。

本殿参拝が便利になります

本殿の奥にはさらに奥宮があり、そこに至るまでに稲荷神社特有の千本鳥居が供えられています。
奥宮までは距離はそれほどないですが、ややきつめの石段があって、謎の鳥居群が待ち受けているなど、なかなか骨が折れる参詣路になっています。

千本鳥居

千本鳥居を上から

わけのわからない鳥居

奥宮は現在工事中ですが、そこからは少し有明海を望むことができます。

奥宮(工事中)

奥宮から有明海を望む

この神社に行くのに、どう調べても歩いて行く以外の選択肢が見つからなかったのですが、実は祐徳バスというバスが近くの肥前鹿島駅から出ています。
祐徳バスは公式ホームページを持っていないややわかりづらいですが、肥前鹿島駅の近くに鹿島バスセンターがあり、1時間に3本くらいバスが通っていますので、わりと楽にたどり着けると思います。

なお、ここの参道には、こんなキャラクターがいらっしゃいました。


この神社を後にして、さらに遠く、次の目的地・熊本へ一路向かいます。

5日目
この旅もこれで最終日。
前日に熊本入りしたおかげで、朝からすぐに観光に走りました。

水前寺成趣園
熊本の庭園と言えばここ、”富士山”と名付けられた小さい山もあるなど、「東海道五十三次を模した」と言われる庭が魅力の水前寺成趣園。
非常によく整っている庭園でした。

水前寺成趣園

/富士山\
また、ここにあるのは池や庭園だけではなく、出水神社という県社があります。

出水神社

出水神社から庭園を望む

やや逆光でしたが、朝のあまり人のいない時間帯で回れたので良かったです。

熊本城
次に向かったのは、熊本のシンボル・熊本城。
とにかく広いことで有名で、どう回ろうかと悩んで、ガイドの方に聞いてみたら「全部回るとまる一日かかりますよ」とのこと。
アドバイスを受け、江戸時代から残っている宇土櫓、再建の天守閣と本丸御殿を中心に回ることにしました。

熊本城(入口方面から)

熊本城は、再建とはいえどもしっかり作っているなという印象がありました。
そびえたつ石垣が非常に印象的で、どこに行っても園内は常に石垣が張り巡らされていたような気がします。

熊本城

石垣と熊本城

櫓の作りもしっかりしていましたね。
内部が見学できる宇土櫓では、その歴史が感じられてよかったです。

宇土櫓

宇土櫓その2

本丸御殿も、壁面が金箔で飾られた畳の部屋などはよかったですし、ちょうど特別公開されていた十六間櫓にも入らせてもらったりと、いろいろ楽しめました。
これは一日居ても確かに十分楽しめます。

闇り通路

本丸御殿

金ピカ部屋

不開門

飯田丸

最後に、ガイドの人の所に戻ってみたら向こうも気付いてくれて、お礼をしたりなど。
そんなこんなで、これで熊本とは「おさらばえ」になりました。

福岡、太宰府天満宮
最後は福岡まで移動して、太宰府天満宮に。
電車を乗り継がなければならないのがやや大変でしたが、行ってみてびっくり。
シルバーウィークのあおりを受けて、道路が埋まるくらいの参拝者の姿が。
人多すぎです。

混みあう太宰府天満宮の参道

山門

この混みよう

流石九州一の人出を誇る神社だなあという感じですが、もう少しゆっくり来たかったような気もします。
それでも、本殿などは由緒を感じさせるしっかりした建物でよかったですね。

本殿

神楽殿

まとめ
今回、九州旅行ではありますが、長崎メインでもありましたので、まずは長崎についてまとめてしまいます。

長崎は、本当にいい所でした。
食べ物がとてつもなく美味しく、外れが一つの一つもありませんでした。
また、坂が織りなす景色はとても明媚で、そこに人の営みが映し出されていたように感じます。

そして、”あからさまではない人々の温かさ”というのを感じました。
これ、おもてなしとはちょっと違うんですよね。
「ばらかもん」にみた、あの温かさなんです。
あれは五島列島にだけあるんじゃなくて、長崎市内だってあるんだというのは、非常に感銘を受けた部分でした。
もしかすると、古くから異人、違う地域の人々を受け入れてきたという風土があるからなのかもしれませんが、とても居心地の良い場所でした。
本当に、移り住みたいくらいと思うくらい。

おそらく、きっとまた訪れます。


佐賀ものどかな雰囲気があるいい所でしたし、熊本では熊本城の歴史に触れ、もっと歴史を勉強したいという”歴史熱”に中てられました。
福岡も、これまでは本当に断片的にしか行けていないので、あとでしっかり腰を据えて行きたいところです。


本当にいい旅でした。 相当歩いたのに、戻ってきてからも全く筋肉痛になっていないほどに。




執筆 2015年9月26日
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