多摩美術大学芸術祭2015”たまむすび”(2015.11.3 in 多摩美術大学)

多摩芸術大学芸術祭”たまむすび”に行ってきました。


今回は、前日が藍井エイルライブだったことから、事前にチェックする余裕がなく。
また前日からの疲れや高揚感みたいなものもあり、なかなか不思議なテンションでの来訪となりました。
向こうにとっては来襲だったかもしれません…


毎回恒例になった共通教育棟、絵画北棟、デザイン棟を中心に見て回りました。

毎回言ってるような気もして、確認してみたら去年も言ってましたが、多摩美はとにかく日本画展示が素晴らしいのです。
日本画ってのは、岩絵の具を使った技法のひとつなんですね。
とりわけいいのが、今年入学して日本画を始めた1年生の展示。
元々、多摩美に入れるくらいの絵のスキルやセンスがあって、鍛錬をしてきたわけで、その時点で自分なりのベースが確立している人が、
高校までには素材的にも環境的にも扱うことの少ない”日本画”という新たな技法と出会って、
一般に創造される浮世絵みたいなイメージの「日本画」でも、はたまた既存の絵でもない、発展途上の中に二つの要素が混ざり合って止揚(アウフヘーベン)されたような、そんな工程が絵の中に垣間見えてとても好きです。

毎年恒例”多摩美の床”

また、今回は平面的なものだけではなく、立体的な展示や、参加者が体験しながら楽しむことができる展示も印象に残りました。
毎年行っているので、前年と同じような展示もあるはあるのですが、それ以外に新しいテイストの展示が多いので、そのあたりはやっぱりすごいなと思うところです。

面白いところでは、東京五輪のロゴデザイナーが多摩美出身ということで、それをパロディにしたアトラクション的な展示もあって、こういう展示は美大じゃないと出来ないなと懐の深さを実感しました。


美術大学って、普段の生活からは縁遠いですよね。
「関係ない人が行っちゃっていいの?」と思うかもしれません。
でも、これって学園祭と同じなんですよ。
だから、誰でも来ていいですし、存分に楽しんでいいんです。

そこに展示されている作品は、間違いなく今の時代の最高峰の芸術作品です。
未来の最先端を紡ぐマイルストーンを、見に行ってみませんか。


おつかれさまでした

執筆 2015年11月7日
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