武蔵野美術大学芸術祭2014“MAUCIRCUS”(2014.10.25 @武蔵野美術大学)


今年も、武蔵野美術大学芸術祭に行ってきました。



昨年のテーマは商店街でしたが、今回は「サーカス」。
オープニングもサンバのリズムに合わせて軽快にはじまり、オープニングの完成度はこれまでで一番よかったんじゃないでしょうか。


今回はなんと、イベント以外は全展示を回りました。
流石に3年連続で行ってますから、号棟の場所と回り方を覚えたというのもあるのでしょうが、今年は見たい展示が一か所で固まっていありと、例年に比べて回りやすい導線になっていた気がします。
調整する人が頑張ったな、という苦労の跡がうかがえます。
パンフレットとかもゴチャゴチャせずに見やすかったので、そういったもろもろのことが改善されて、回りやすさに繋がっているのかなと感じました。

それにしても、3年も行っていると、だいたいどういう展示が何号館にあるかがだんだんわかってきますね……


流石ムサビ、今年もやはり作品の完成度は高いです。
しかも、例年は結構ある「完成しませんでした」や「今設営中です」ってところはほとんどなく、昨年に比べたらものすごく少なくなったように感じました。

気になった所を、振り返る範囲で振り返ると、次のとおりです。
なお、展示名が引き出せず紹介できない方も多数います……すまぬ…

・それもまた人生。展
・おへそ展
・耽美展
・青の憧憬
・じょしかきたいな展
・可哀想なトルシップ(仮)
・絵空事
・ゆめのつづき
・Moment
・たこやき MOVIE(初恋のたんぽぽ)
・どおおおん展



さて、なぜ芸術とはほど遠い私が美大祭に行っているかでもお話しましょう。
一番最初は「大学の学園祭に行きたい」ってところがあったんだと思います。

2007年、うちのサイトが最も取り上げられた記事「ひろゆき氏早大講演流し書き」。
確かこのイベント、前もって情報は入ってて、行こうかどうしようか迷っていて。
当時の私はとんでもなくヒキコモリで、用事以外で家の外に出るのなんかもってのほか。
イベントで近くまで行くのも絶対に行きませんでしたから、東京に行くのも相当抵抗があったことを覚えています。
そこであの記事を書いて、反響があって、こんなに姑息なやり方をするくらいなら、現地に行きたかったと強く思った、これはたぶんきっかけの一つなんだと思います。

それに加え、憧れていた美大に行ってみたい、という思いが加わってくるんですよね。
もともと「絵がヘタだから美大には行けない」みたいな劣等感を抱いていた私。
そこに「ハチクロ」や「ひだまりスケッチ」などの作品に出逢い、美大に行ってみたい、と思ったのが美大の芸術祭に行くようになった直接のきっかけです。

あと、今回思ったのは、そこにげんしけんもちょこっと入ってるかも知れないなあということ。
この3年間の感じからすると、ムサビのノリってげんしけんに近いんです。
そのあたりが武蔵美(ムサビ)が好きな一つの要因なのかもしれないなと思います。



例年、祭の完成度の高さに感心しているムサビ。
創作に苦労の痕が見えて、とても好きなんですよね。
おそらく、「誰かに見てもらう」というベクトルが強いんだと思います。
今回も、去年以上に「祭りを楽しんでもらおう」という意識が見て取れて、実際相当楽しめました。


一点だけ気になっていることがあって、いままで展示室にいる当番の人って、延々と紙と鉛筆で絵を描いてたんですよ。
それがスマホにすり変わってて、ものの一人もそういう人を見なかったんですね。
時代の隆盛もありますが、ちょっとさみしかったです。
まあ、そんなのは些細なことですが。

さて、武蔵野美大芸術祭は、明日、明後日も開催されます。
彼らは本気でお祭りを作っているので、そこまで美術に詳しくないよって人も、ご家族でも訪れてみてはいかがでしょうか。



来年も、ぜひ行きたいですね。

お疲れさまでした

執筆 2014年10月25日
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