公務員への道の道 AFTER STORY

公務員になって、4年目になります。

最初の頃はボロボロの評価だった私も、
さすがに年数を経験し、また環境が変わったりもして、
それなりに余裕を持って仕事ができるようになりました。

それは、本当は喜ばしいことのはずなんだと思います。
正直、つい昨日まで、私自身もそう思ってました。

でも、そうではありませんでした。


ふとしたきっかけで、過去の日記を振り返ってみたんです。
そこには、
公務員になるために、眼をギラギラさせながら戦った4年間が綴られていました。

気付いた時、貧血で倒れそうになるほど血の気が引きました。
頭を抱えて泣き叫びそうになりました。

混乱を嫌って、不和を嫌って、揉め事から逃げていたんじゃないか。
”安定”にあぐらをかいていたんじゃないか。
本当はもっとできることが、あったんじゃないか。


その一節を引用します。
2008年05月27日
趣意書

公務員になってそんなに何をやりたいんだ、と聞かれると詰まります。
なぜかというと、「何でもやりたい」から。
それが今後にとっていいことなら、自分の専門だろうがそうでなかろうが飛び込んで行きます。
一応、こんなへっぽこでも、先行している専門分野があったりしますが、それが社会に出て活用できるかなんか、全くの未知数。
結局は経験を積むことでしか、どうにもできないのです。
(中略)
何か物事をやらせれば誰よりも下手で。
考えをだそうとしても頭が凝り固まっているから一つのことを押し通すことしかできず。
人の上に立って指示をすることに思い切りのよさがなく。
体力もなく、体のあちこちに既に欠陥が見え始め。
人との交渉がうまくできない。

そんな僕ですが、
公務員になることに対しての熱意は、誰にも負けていません。
このころのギラギラしていた私はどこへ行ったのだ。


この3年間は、ある意味で”ほんとうの自信を取り戻すための日々”でした。
高校時代に地に落ちた自信の代償はあまりにも大きく、大学で埋め合わせることはできませんでした。
実際に働き始めてもやっぱりアラが出て、なかなか回復の兆しは見えませんでしたが、
それでも踏ん張って踏ん張って、少しずつ自信が戻っていき、
今になって、まさに自信満々の私に”戻って”きました。

自信を持てたのは、いいことです。
しかし、自信が戻ったことで、ギラギラしていたものが、すっかり丸くなってしまったような、そんな気がします。

私は、天才ではありません、寧ろバカです。
バカですが、バカだからこそ、我武者羅さとか、ギラギラとか、愚直さとか、
そういったものを持って、物事を動かせたかもしれないのです。
そんなトラブルメイカーが、ギラギラしていなかったら、ただの温和なおっさんです。




将来の方向性として何をやりたいんだ、と聞かれると未だに詰まります。
なぜかというと、「何でもやりたい」から。
変わってません。
変わらないのが、私の取り柄です。

地域をよりよくしたいという思いは、やっぱり誰にも負けません。
正直者や、臆病者が馬鹿を見ない社会に。
時の流れを経ても、町と人が元気でいきいきできる街に。
そして、みんなずっと一緒に、面白おかしく生きて行ける世の中に。

昔の私に、顔向けできるように。

やっと、長い、長い、長いトンネルを抜けて、熱意が戻ってきました。
今の自信をそのままに、
過去のギラギラさを持って。
あとは、未来の私に託します。

何事も、これから。
「何もかも変わらずにはいられないけど、変わらないものもある」ことが私の取り柄なのだとしたら、きっと大丈夫。


参考
2010卒やる夫たちの就職活動やる夫は公務員になるようです
・Key「CLANNAD-クラナド-」
・StudioMebius「SNOW」
【熱血】ニコニコユーザーへ向けて応援メッセージ【松岡修造】 ‐ ニコニコ動画:Q

執筆 2013年4月21日
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