はたしてオタク趣味はうつ病のメディスンなのか

5月30日付の読売新聞に、「5月のうつ病を防ぐにはオタクになれ」という記事が掲載されていました。

理屈としてはこういうことでした。
「昔は一つの目標に対して頑張ってきた。ただし今はそういう時代ではなくなり、頑張っている人がうつ病になりやすい社会になった。
今の若者は何かにつけて凝っている(オタクである)から、小さなことに夢中になる(オタクになる)ことでうつ病を防げる」
と。


ただ、この記事を読んで、「最近の若者」にして、オタクである僕は、そうは思わなかったんですよね。
それって、ただの現実逃避であって、根本的な解決にはなっていないんじゃないの、と。


どんなものにオタクになっても、休日が終わって平日が来たら、仕事はあるんです。
うつの原因が仕事なら、それは根本的な解決ではありません。
問題の先送りなのです。

結局は、ごまかしの一つの方法なんですよね。
酒を飲むとか、たばこを吸うとかと同じで。


そういった悩みをなくすのは難しいことです。
僕も現在、茫漠とした壁にぶち当たっている状況で、解決の糸口が見いだせません。
でも、前に進むしか手はないんですよね。
人生は一度しかないんですから、その壁に何度も全力でぶつかっていけばいいわけです。



最近、「オタク」という要素が世間にも許容されるようになってきたことは良い傾向だと思います。
ただ、それをダシにして根拠のないことを書かれるのはあまり頂けないなと思ったのでコラムにしてみました。


執筆 2010年5月30日
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