止まった携帯

野球には、「打率」「本塁打数」など、沢山の指標が存在しています。
ただ、どこを見ても「犠牲進塁打」って評価されていないんですよね。

これは僕の造語なので、正確な表現ではないかもしれません。
「犠打と犠飛を除き、打者はアウトになったものの、塁上にいるランナーが進塁できた」という打撃機会をこう呼んでいます。
進塁打というと、打者が生きた場合も含めると思うので、こう呼びました。

単語としては、文脈の上で似たようなことを言う人は結構います。
ただ、それが数値化されない。
数値化されないと、それはただの「打ち損じ」になってしまって、結局打率が下がっただけという見方をされてしまいます。

野球ゲームをよくやる人なら経験があると思いますが、
誰かがノーアウトでヒットで出て、二盗して、2度の内野ゴロのうちに1点を取る。
こういうパターンって、けっこうあったりするのです。
そして、なかなかヒットが出ない場合の最終手段であったりもして、それが決勝点に繋がったりします。
漫画の世界でも、「おおきく振りかぶって」などの泥臭い野球に出てきたりします。

実際のプロ野球では、ゲームのような単純な守備体系ではないこともあり、あまりケースが多くないかもしれません。
でも、こういったことってあまり評価されないなとは思います。

狙って打つ場合と、偶然打つ場合が区別できないので、なかなか指標化するのは難しいかもしれません。
ただ、犠牲進塁打がうまい人が、打率が低いと言われてしまうのはちょっと悔しいなあと思います。


執筆 2010年3月25日
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