Diary 過去ログ(2011年4月21日〜2011年4月30日)
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■2011年4月24日 出来ることを粛々と
戻りました。
力になれていればいいなあ。

雑記
地方公務員が読む県庁おもてなし課
※一応コラム化させていただきます。個別ページは上から


県庁おもてなし課は、地方で公務員をやっている人は必ず、そうでない人でもぜひ読んで欲しい作品です。


簡単に説明しますと、今や人気作家になった有川浩が、高知県庁をモデルに、高知新聞に連載した新聞小説のハードカバー版です。
実はこれ、手記でもなんでもなく、物語なんですよ。
掛水という職員が、県庁おもてなし課という観光部署で、高知県の観光をより良くしようと、仲間と東奔西走する話です。
ルポのようなものだと勘違いしていた私は、ここで度肝を抜かれました。

行政の内情を知っていれば知っている程、心を何度も何度も刺される、そんな作品です。



実質的な最初のページの4行目から、痛いところをズブリと突かれました。
ここに書かれていることは、実際の地方行政の姿そのものでした。
取材に定評のある有川先生、流石です、そのとおりです。
物語の途中にも、民間からのその通り過ぎる意見に、私自身も思い当たる節がたくさんあり、本当に悔しさを沢山感じました。

稟議を通さないと何もできない。
確かに正確ではありますが、裏返せばとてつもなく時間がかかり、面倒くさいということです。
作中では『県庁ルール』と評されていますが、行政におけるこの手の「お役所ルール」、実在します。
この作品で書かれた以上にとんでもなく鬱陶しいルールも、山ほどあります。
主人公らが、馬鹿だと一蹴される場面がありますが、それくらい、非常識でとんでもなく馬鹿げたルールが蔓延しているんです。

その真逆にあるのが、『民間感覚』。
作中では時間を例にして、「時間は最も重い資源である」という話が出ました。
これなんかも、非常に鋭い槍でぶっ刺されたような感覚に襲われました。


作中の終盤に出てくる、他県職員からのメールは、まさに実情だなあと感じました。
このままではよくないと思っているものは多いけれども、動けない。
20代くらいの人が、声を挙げなければなりませんよね、染まる前に。



さて、ここまで物語そのものにはあまり触れませんでしたが、実にいいです。
実在するものを基に作られた話ではありますが、そうとは思えないほど。
内容については実際に読んで欲しいのですが、非常に珠玉で、人間模様の描き方も流石でした。
物語の中盤から終盤にかけて大きな転換が起こるところでは、思わず泣きそうになりましたし、
改革コンビの関係も、非常にやきもきさせられながら、おやすみなさいじゃねーよと焼いてしまったり。



読み終えて、やっぱりこの世代で行政を変えていかなければという使命を強く感じました。

頭の回転の速さもない。
行動力もない。
体力もない。
カリスマ性も、調整能力も、バランス感覚もない。
けんど、まっすぐさはある。

この作品は、主人公である掛水の成長物語であります。
彼が成長したように、私にもできることがあるはずです。

もしかすると、有川浩は、新聞という県庁職員が注視する媒体で、県庁の意識改革をやってのけようとしているのかもしれませんね。


行政を変えるというのは、非常に難しいことです。
作中でもちらりと出てきましたが、上や議会と言った所は、長年積み重ねてきたものがあるだけ、変革に対して敏感です。
そのため、硬直的になってしまっている自治体が殆どです。

行政は、住民や民間からの声に非常に敏感です。
それを変えるには、中からだけではなく、外からの率直な意見が、非常に大事なのだと感じました。



色々なことで行き詰ったり、考えさせられたりの連続ですが、なんとかトンネルの出口の明かりが見えてきたような、今はそんなすがすがしい心境でいます。
行政が本当の行政になるために、馬鹿一本槍ではありますが、突っ走らせていただこうと思います。

是非、多くの方に、この本を読んで欲しいですね。
特に公務員は必読のこと。

関連:高知県庁ホームページ - おもてなし課

あとがき
すぐ読もうと思っていたのに、積んでしまっている本がどんどん増えていきます…。
本は、それがたとえフィクションだとしても、知識を蓄積できます。
嗚呼、時間をうまく使いたい。




それでは、また次の更新で。
■2011年4月30日 稲田姫様に叱られるから
ゴールデンウィークなので旅に出てきます。
いつものように様子はHakanayuki Blogで。

雑記
今期アニメ等
「あの花」がかなりの高評価だそうで。
色々あってまだ見れてないのですが…

そしてDOG DAYSが視聴できることが今頃判明。
・・・だれか今まで取ってた人がいれば借りたいくらいです・・・

■もしドラ
5話まで視聴。
やはり小説版の際に感じた宗教臭さは抜けず。

■日常
シュールすぎるけれどもだがそれがいい。
荒削りですが、引き出そうと思えばいろんなところから引き出せるなあと。
この世界観の設定に脱帽です。

池田昌子は反則だと思うw

あとがき
【東方風神録】 稲田姫様に叱られるから をバイオリンで。 ‐ ニコニコ動画(原宿)
【東方風神録】 運命のダークサイド をバイオリンで。 ‐ ニコニコ動画(原宿)



それでは、また次の更新で。
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