Diary 過去ログ(2010年10月11日〜2010年10月20日)
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■2010年10月11日 On my own
結局その後、「アンケート」の回答が来ませんでしたので、フォームを撤収しました。
ひとまず中間地点からの状況も変わっていませんので、あえて総括はしませんが。
ご協力ありがとうございました。

雑記
読書評 「海の底」有川浩
有川浩自衛隊三部作シリーズ最終章「海の底」。

これもまた読破にはえらい時間がかかっているものの、体感的にはあっという間でした。
三部作の中では最もリアリティがあるなと感じました。
有川浩のミリタリーオタクぶりが一番出ている作品でもあるでしょう。


有川浩の「作者取材」能力は類稀なんですよね。
細かいところまでしっかり調べているうえに、筋も通っている。
警察・自衛隊・政府などのいわゆる「コームイン」の描き方はかなりリアルと言っていいでしょう、
体たらくぶりに、もう頭を下げずにいられません


この話は、表向きは「敵に対して戦う警察及び自衛隊」なのですが、
根幹は「きりしお」のなかでのエピソードにあると思うんですよね。
密室空間の中で、あれだけのエピソードをほじくり出して物語を作り上げてしまう。
厳密には携帯電話があったので、純粋な密室ものとは行きませんでしたが、
密室ものがうまい人は本当に頭がいい、そう思います。

その「密室」のなかで描かれたのは、特に子どもの内面と、大人と子どもの違い。
これは読んでいるこっちとしても、内面は子どもなのですが外から見れば大人といわれる私も考えさせられてしまいました。
伊達に「大人ライトノベル」を自称している訳ではありません。
というか、500ページもあったら”ライト”ノベルではないような気もするのですが。
ジュブナイルノベルとかのほうが意味としては合っているような気もします。

本作においても、それほど恋愛要素については描かれませんでしたが、
やっぱり最後はベタ甘だよ、有川先生!

有川先生の描く女の子像ってのは、決して世間の主流のような誰からも愛されるタイプではないのですが、
なかなかどうして魅力的なんですね。
通好みとでも言いますか。



さて、俗に言う有川浩自衛隊三部作を読み終えてのちょっとした雑感でも。

正直言って、三部作とは銘打たれていますが、作風が同じかといえば全然違うんですよね。
ファンタジーの「塩の街」(陸)、
SFの「空の中」(空)、
サスペンスの「海の底」(海)。
この中で最も毛色が違うのが「塩の街」です。
そもそも、電撃文庫用に書かれた作品なので、最初からハードカバーだったらまた別の書き方になっていたのだとは思いますが。

ただ、共通することとして、結末があっけないというのはあるかもしれません。
これは悪い意味ではなくて、意図的にそうしているのだとは思いますが、
僕の実感だと、結末に関しては本当に簡潔にしか書かないんですね。
あとは受け手の側が想像で補ってくれというような感じ。
もしかすると、有川浩は結末なんかどうでもよくて、そこに至るまでに育まれたことのほうがよっぽど重要なのかもしれません。

ちなみに、被害者数としては実は 塩>空>海 だったり。(風花推測)


ここまで、割とベタ褒めしてきていますが、文句のつけようもないくらいかと言われたらそうではないんですよ。
私の高望みしすぎではあるのですが、海の底でも書いて欲しいのに書かれなかった部分があって。
有川浩の作品って、あるべきもしくはあるだろうなと思っていたシーンが、丸ごとスポーンと抜けていることがあるんですよ。
「もしかしたら、書き足りないんじゃないの」と。
空の中にしても、海の底にしても、500ページ越えをしている作品ではありますが、これが1000ページあっても長いとは思わないくらいなんですよね。
そのくらい、有川浩の頭の中で物語が組み立てられてしまっているんだと、そう思います。
そう考えると、ここまで売れている理由もよくわかりますね。

あと、解説で「有川さんは割と社会派」とありましたが、私は「バリバリの社会派」だと思います。

ニュース
@nifty:デイリーポータルZ:王78の都バスに乗って
理想の旅だったので、あえて一番上に持ってきました。
こういったぶらり旅というのは本当に憧れます。
なかなかやろうと思ってできるもんじゃないですよ。

イチローはなぜ四球が少ないと批判されるのか?(everything is gone)
そもそも早打ちの傾向があって三振や四球が少ない事が有名だったわけで、こういった批判はどうかなと思うわけですが。
ふつうの野球選手の規格に当てはまらない部類の選手ですから。

【フラグブレイカー】 「終電なくなっちゃったね・・・///」 → 「お前の足は何のために付いてるんだ?」:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)(明日は明日の風が吹く)
問題ない。

ねとらぼ:「コミケに行ったことがある」、10〜30代女性の15.6% - ITmedia News
今年8月から9月にかけ、同社のモニターのうち、15〜39歳の女性1052人にWebアンケートした結果をまとめた。
・・・何というか、信頼性が全くないアンケートですね。
ITMediaもなんでこんなソース採用しちゃったんだろう。

あとがき
私がここまで斉唱してきた糧の一つに、間違いなく本は挙げられます。
流石にビジネス書とかを読める能力はありませんが、その分小説で補いたいなあと。



それでは、また次の更新で。
■2010年10月15日 タスクフォース(偽)
今日のカイジじゃないですけど、「い、生きてる」と。
生存報告です。

雑記
読書評 有川浩「図書館戦争」(2回め)
実は今週、睡眠時間を削ってまで図書館戦争を読み直したりしていました。


図書館戦争は読んだ当時に既に読書評を書いているのですが、
読んだのが入院中で、読んだ直後の感想ではないことからかなり的外れな評になっており、
さらに社会人になって見方が変わってきたこともあって、新たに感想を書こうと思ったわけです。


今回は本当にじっくり読んだので、物語にのめり込めました。
ひそかに国立国会図書館T種一次試験を突破した経験のある私(二次辞退)、図書館には相当強い思いを持っております。
まさに図書館好きにはたまらない一品ですね。

分厚いのに一度も休まず一気に読むことができるテンポの良さ。
そして無駄な展開があまりないというか目につかない。
そんな土台のもとで、非常に個性的なキャラクターが大暴れする。
これで詰まらなかったら嘘ですよ。


物語としての評価もこの時点で高いんですけれども、今回書きたかったのは別の部分。
社会に出たことで気付いたことがいくつか。

最初に読んだ時は学園でもないのに学園物のような気がしていたのですが、
「働く」ということにもかなりバイブル的な要素を持っているんです。
「一度聞いたことは二度と聞くな」
「出来ないやつがいることは仕方ないから、それを補うようにチームで仕事をするべきである」
「正論は正しいけど、正論をそのまま言ってはダメ」
とか。

しかも、ただそういった教訓が字面だけで出てくるわけではなく、
主人公・郁を通して見えてくるので、上司に高圧的に言われるよりよっぽど納得できるんですよね。
ここらへん、まさに「大人ライトノベル」を謳っているだけあります。
言論の自由だけではなく、そういった社会が垣間見えてくるあたり、有川浩は本当に「社会派」だと思いますよ。
自衛隊三部作、図書館戦争と読んできてその思いはさらに増しました。
というか、公務員に関しての描写が本当にリアルなので、実は元公務員だったりするんじゃないかとさえ思います。

ぶっちゃけ、私と郁が相当似ているんですよね。
私は体力ないですけれども。


郁と堂上のやり取りのダダ甘さ(私にはそう見えます)もさることながら、
私は結構柴崎がお気に入りだったリします。

ニュース
事業仕分け限界説…消費税論議の布石? (読売新聞) - Yahoo!ニュース
一つ言わせてください。
事業仕分けって「今ある歳入で出来ないことは切りましょう」というコンセプトなんですよ。
この考え方は到底納得できません。

一級フラグ建築士とは (イッキュウフラグケンチクシとは) - ニコニコ大百科
某所でポケスペのレッドが挙げられていたなあ。

あとがき
考えるのもいいけど、やはり閃き。



それでは、また次の更新で。
■2010年10月16日 図書館祭
図書館戦争の続刊を衝動買いしてきました(別冊除く) 。
既に「‐危機」まで読破したので、今日はもうその感想のみの雑記となってます。

雑記
読書評 有川浩「図書館内乱」
ぶっちゃけます、付箋を貼りながら小説を読んだのは初めてです。
あまりにも素晴らしい言い回しが登場するので、それを忘れたくないという思いから無意識にやってました。


というわけで、「図書館戦争」シリーズの第2巻に当たります。
今回は1巻とは少し焦点が当たった部分が違いました。
各キャラクターの深くまでの掘り下げ、
ちょっとした状況の変化、
そして社会のドス黒さ。
そのあたりを描き始めていますよね。

とにかく「ワクワクしながら読んだ」という感想それだけで十分じゃないかなと思います。


今回は作中で出たキーワードを抽出して書こうと思います。

「お膳立てされたキレイな舞台で戦えるのはお話の中の正義の味方だけよ。現実じゃ誰も露払いなんかしてくれないんだから。泥被る覚悟がないんなら正義の味方なんか辞めちゃえば?」
胸にナイフを突き立てられたかのような衝撃を受けました。
作中での柴崎の鋭い一撃です。
なんでそこまでショックを受けたかというと、これを私が置かれている立場に置き換えてもそういうことが言えるからなんです。
他人事とは思えなかった。
当事者だから。

お話の中でお話のことを書くのはある意味セオリー違反なのかもしれませんが、あえてそこを書くというのが有川浩らしいところだと思います。
本当に世の中、綺麗事ばかりじゃなくてどす黒い、これは事実ですから。

人づきあいのコツは周りの誰も信用しないことだと柴崎は本気で思っている。
だからあたしあんたが大好きよ、笠原。
柴崎麻子、というキャラクターが深く描かれた場面での、印象に残りまくっている文面。
このキャラクターは、その外面の性格によってかなり苦労しているキャラクターなんですよね。
この掘り下げ方は他のキャラクターに比べても尋常じゃなかったですね。
本来掘り下げない所まで掘り下げてましたから。

私1巻の感想で「柴崎が好きだ」ということをちょろっと書きましたけれども、
それって正解だったんだなと今になってみてみると思います。
ここでなぜ郁にいかなかったかというと、郁は女であると同時に主人公であり、私ともろかぶりする部分があるからなんですよ。
柴崎が手を焼く郁みたいなタイプに、私も少なからず該当しますから、その逆もあったのかもしれません。

柴崎の魅力は、外見的な意味ではメジャーですが、性格も含めるとなかなか理解が難しい領域なんですよね。
私が琴線に触れた部分としては「ミステリアス」という要素になるのでしょうが、これも芝崎朝子というキャラクターを表すカテゴリではなく。
なんというか、図書館戦争シリーズを読んだ人だけ分かってください、彼女の魅力。

「子供をだますのが一番難しいのよ、大人と違ってつまんないものに我慢なんかしてくれないんだから」
未だに児童文学こそ至高だと思っている私としては、これには大きく頷けます。
だからズッコケ三人組が素晴らしい。
児童文学は、子供向けと見てしまうと大人になってから手を出しにくい部分はありますけど、そうではありませんよね。


特にキャラクターの内面を描き、それぞれの自室でのやりとりが豊富だったこの巻でより強く感じたのですが、
図書館戦争には学園じゃないのに学園物ぽい雰囲気が漂っているんです。
これって何でかずっと考えていたんですが、これって寮生活だからなのかもしれないなあと。
ちょっと「ハリー・ポッターシリーズ」と似た雰囲気が漂っているように、私は感じました。


そして、作中に「ベタ甘」という表現が出てきたのは、有川浩史上この巻が初めて…のはず。
これが加速するのは後の「危機」なわけですが。
御馳走様です。

読書評 有川浩「図書館危機」
図書館内乱が「静」だとしたら、図書館危機は「動」。
今回はとにかく「濃い」巻でした。
痴漢騒動、昇任試験、床屋事件、茨城県展…
骨太の物語が何本も展開します。
ページにして300ページオーバーだということもあるのでしょうが、
どのエピソードをとってもお気に入りの“逸品”です。


では、前例に倣ってキーワードピックアップから。

「上書きして」
うわあああああああああああああああああああああああああああああああ

こうなりました。
短いからこそ、破壊力は絶大です。
これで落ちなかったらものすごく鈍感としか考えられません。

愚痴をこぼしながら順応したほうが楽。
それは知ろうとしないほうが楽ということでもあるのだろうか。
じわっ、じわっとダメージが来た言い回し。
実際、これは現実で言えることなんだと思います。
私もそうしてしまいがちなのですが、
それが正しいかといえば、自責の念に苛まれます。
苦しみながらも、打破したいところですよね、何事も。

「柴崎そんなに強くないよ。心配しなくてもあたしたちと弱い部分が違うだけだよ。」
凄く共感させられた所です。
人間、どこかしら弱いところはあるんです。
それを公然で見せるか見せないかの違いがあるだけで。
私なんか本当に弱いので、その弱さを人前で見せてしまいますけど、
その場でどっしり構えて大丈夫だと言ってくれる人だって、どこか弱い部分を抱えながら、それを公にはしない。
本当にすごいと思います。


四部作となれば、必然的に「起承転結」になりそうなものですが、なんかこの図書館戦争シリーズに関しては、必ずしもそれが当てはまらないような気がします。
むしろ、どちらかといえば「序破急」なのかなとも思いましたが、それもぴったり当てはまるかといえば微妙。
今気付いたのですが、図書館戦争って、一つの時間軸の上に短編が集まっているかのような感じなんですよ。
だから、読みやすいし、そう言った起承転結を気にすることもない。


そして、あらゆる恋愛関係が動き始めたのかなと。
まあ、メインは据え置くとしても、それ以外に3組ですか。
本当に、これだけの登場人物がいて、これだけの恋愛が描かれるというのも、ある意味有川浩の本領発揮なのかもしれません。
柴崎についてはものすごく思い入れがあったので少し悔しくもありますが、ほほえましく見守りたいなと思います。
お相手さんは元々ずば抜けたキャラだったはずなのに、いつの間にかプロ野球で言うと川相みたいな立ち位置に落ち着きましたね。
まあ、ハイスペックキャラがサブ(無難な役という意味合い)に回るというのはそれほど少なくない事例ではありますが、


このお話があと1巻で終わってしまうというのが本当に残念でなりません。
残り1巻でこの物語に関する全ての問題を完結することは出来ないでしょうから、ある程度の落とし所を見つけてエンディングとするのでしょうが、その終わり方がすごく気になります。




これだけ書けるということが、私の図書館戦争シリーズに対する評価そのものなんでしょう。

ニュース
Theatre劇団子25th act『もう一つのシアター!』
いつの間にかこんな企画が動いていたとは。
メンバーの沢城みゆきにはもう一段階羽ばたいてほしいと切に願っています。

“酷”勢調査 記入漏れ・誤記多発 市町村職員悲鳴 (河北新報) - Yahoo!ニュース
誤記誤記〜♪

fripSide/フリップサイド future gazer(舞軌内雑筆店)
3分過ぎから完全に世界ふしぎ発見なんですが。

たけし&所、全局制覇で「エミー賞狙う」 - 芸能 - SANSPO.COM
このタッグは本当に素晴らしい。

あとがき
いつの間にかMay'nがインシテミルの主題歌を歌っていたのですが。



それでは、また次の更新で。
■2010年10月17日 カミツレの弾丸は撃ちぬける
まさに今週は図書館戦争ウィークだったといっても過言ではありませんでした。
ここで感じたこと、学んだこと、反省したことを明日に生かしたいです。

雑記
読書評 有川浩「図書館革命」
この図書館革命をもって、物語としての図書館戦争は終了となります。
別冊もありますが、正直、物語が終わってしまったという残念感が無いといえばウソになります。
ただ、満足感もこれまた大きいんですよね。

あとがきで「作者が勝手に突っ走る登場人物に引きずられゴールした」と書かれていますけど、実に言えて妙で。
よくもまあこんな魅力あふれるキャラクターばかりを生み出してくれたなと。
そして全員暴走気質を持っているという、これ素晴らしい。


落とし所はだいたい予想通り。
有川浩がこれまで書いてきた作品の結末を考えると、十分納得できる終わり方だと思います。
ネタバレになってしまうのでちょっとした説明すら出来ないのは悔しいですけれども、
実に「有川浩らしい」終わり方だったことは書いておきます。

最後の数ページは、作者が頑張って無難にまとめようとした痕跡が見られますけれども、
暴走有川浩なので、暴走したまま終わっちゃっても全然問題無かったとは思います。

エピローグのあのトリックにはやられました。
初見では意味がわからなくて、また前のページから読み返してハッと気づいて。


そして「-革命」、この巻だけものすごい恋愛小説になっているような。
まあ、自衛隊三部作に比べたらお話全体として恋愛要素が多かったのはその通りなのですが、
特に今回は濃いし、こっぱずかしいわで、
「あたしが自分からこんなことしたくなったなんて生まれて初めてなんだから、けっこうレアよ」
「担保が足りない」
クソ、熱いなコンチクショー!
今回ベタ甘が発生したのはこっちのバカップルでした。

主役コンビは、もう絵に描いたような王道を突き進んでくれたので文句なしなのですが、
図書館戦争において最も気になる恋愛が描かれたのが、柴崎なんですよね。
打算が打算でなくなる境界とか、そういった描写はかなり新鮮で。

実は、図書館戦争、特に図書館内乱以後の主役って、柴崎なんじゃないかと思っていたりします。
章によっては、郁や堂上が全く出てこないこともある中、柴崎に関しては毎章登場していたような気さえします。
もしかすると、作者にとっての裏の主人公は彼女なのかもしれませんね。
彼女がいなければこの結末に至らなかったわけですし。
そして私は柴崎が大好きです、本当に。
でもこれが現実だったら彼のように躊躇するんだろうなあ、とか。


そして、骨太のテーマである「検閲」について、大胆な仮説をでっち上げたいと思います。
有川浩は、検閲とかそういった所は実はそれほど重きを置いていなかったのではないか、と。
重要な要素ではありますが、それは例えば外敵でも良かった、そのレベルの認識だったのかなと。
本当に書きたかったのは、キャラクターの暴走劇だったのかな、と思います。
だって、電撃文庫で大人の恋愛を書きたいからって、少年少女のそれをダブルででっち上げるような人ですからね(褒め言葉)。
そして出来上がったのは、ミリタリーやら図書館やら検閲やら、そういった突飛な要素を”隠れ蓑”にしたベタ天恋愛劇と社会人の成長劇。


作者は、小難しいことではなく「読みたい本が読める幸せ」その大切さだけ伝えたかったのかなと思います。


図書館戦争、不思議と終わった気がしません。
何故かというと、いつもの有川浩らしく、「書いて欲しいことが書かれていない」部分がたくさんあるからです。
物語の中で既に6年の期間が経過しており、それを事細かに書けるはずがないわけで。
その穴埋めは、私達の妄想でしかないんですね。
だから、はっきり調べたわけではないんですけど、ネット上に図書館戦争のSSってかなり散見されるんですよ。
それだけ、魅力ある「土台」になったんですが、この名作は。
「名作は受け手のものになる」という言葉もありますが、図書館戦争ももう受け手のストーリーなのかもしれません。



色々考えさせられながら、時にはキャラクターにぶんぶん振りまわされながら。
私も図書館戦争シリーズを楽しみました。
私に特殊な能力があるとしたら、それは「いい時期にいい作品に出会う程度の能力」なのかもしれません。


そして、図書館戦争をまだ読んでいないそこの貴方。
おすすめです。

ニュース
「柴崎麻子」/「no10」のイラスト [pixiv]
「いちまいうわて」/「あめ」のイラスト [pixiv]
「しばさきーにょ」/「月宮」のイラスト [pixiv]
アニメの柴崎はなかなか私のイメージとは違っていて、うーんと思っていたのでちょっと蒐集してみました。
ここら辺の絵描きさんの柴崎が私のイメージの中の柴崎に近いかもしれません。

「キラ☆」/「M城」のイラスト [pixiv]
「堂上悩殺」タグに吹いた。
むしろ「堂上憤死」のような気がします。

【東方】ギャグマンガ日和【手描き】‐ニコニコ動画(9)
なんかかわいくなってる。

【テレビ東方】冥界探偵甘噛ユユコ‐ニコニコ動画(9)
妖夢が弥子なのかw

【東方手書き】月まで届くのか?えーりんの匙(前編)‐ニコニコ動画(9)
【東方手書き】月まで届くのか?えーりんの匙(後編)‐ニコニコ動画(9)
参考:月まで届け、永琳の匙とは (ツキマデトドケエイリンノサジとは) - ニコニコ大百科
「月まで届け、永琳の匙」タグの傑作。

巨大はちゅねさん、新潟から米子に!! −米子市ホームページ(K's Station)
こういう使い方が出来るんですか…

池上彰のよくわかる枕営業 (明日は明日の風が吹く)
この池上先生の中の人はどこでこんな実態をつかんだんだろう…

あとがき
まずは、前向きに。
仕事は間に合わせなくちゃならないものですからね。



それでは、また次の更新で。


■2010年10月19日 本当にここ何日かは図書館戦争に生かされているような気がする
帰ってきたら、テレビで「フリーター、家を買う」をやってまして。

チラ見しましたが、なかなか強烈でした。

社会人になって挫折したという人って、けっこういるんじゃないかなあと思います。
私もでっかい壁にぶち当たって、ぶち当たったままの状態の一人ではありますが。
特に私なんかの世代では、そういう人が多いでしょうね。
変に温室で育ってきちゃってますから。
原作読んでないんですけど、ちょっと興味がわきました。


それにしても、有川浩は月9は取れなかったけれども、水9を取りましたね。
これで視聴率が稼げれば、月9で図書館戦争が放送されるってことです。
作者が「月9のノリで書いた」というくらい、ドラマには向いている作品なのでなって欲しいですが、
問題は柴崎を演じられる女優が思い浮かばないということ。
いないですよね、あんなキャラクターを演じられる人。
成功するかどうかはそこだと思います。
柴崎コウもおそらく違うだろうし…
一番柴崎を再現できるのは個人的にはリアル沢城みゆきだと思っているのですが。


あとがき
無理やりねじ込みました。



それでは、また次の更新で。
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